エリツィ社(Erzi)は、ドイツの木のおもちゃのメーカーです。
私はおままごとメーカーのなかで、ここが一番好きです。
甘すぎないデザインで、彩色が美しく、大人でも集めたくなるかわいさです。
かわいいよ~

Erziの一番のお気に入りは、目玉焼き。
目玉焼きの黄身がぷっくりと膨れ、白身はちゃんと焦げ目もついていて、食欲をそそられます。
パンも、果物も、野菜もかわいい。全部かわいい。
大人のコレクターがいるのも納得するかわいさです。
取扱店はどこ?
エリツィ社のおままごと食材は取扱店が少ないのか、実店舗で見かけることがあまりなく、木のおもちゃ屋さんでたまに売っていても、種類が少なく感じることがありました。
2024年5月頃にErziの輸入元がエド・インターに変わったようで、私のよく行くイオンの未来屋書店で販売されているのを確認。でも、そこはあまり売れていなかったようで、すぐに売り場が撤去されてしまいました。悲しい。
下のリンクがエド・インターのErziの公式サイトです。
記事更新時、Erziの品揃えが一番豊富だと思うのは、こどもマルクトさん。ドイツ在住の方が運営されているオンラインショップです。
ここでしか見かけない、復刻版かじりりんごやリーフパンなど購入しました。
また、楽天市場で、木のおもちゃやボードゲームなどと一緒に、エリツィの食材をちょっと買うこともありました。
日本のおままごとメーカーとの違い
エリツィ社と日本のメーカーのものとの一番の違いは、ザクっと包丁で切れないこと。エリツィの食材は、一部切れるものもありますが、ほとんどは切れません。
野菜が面ファスナーでくっついていて、トントン包丁で切れるおもちゃを発明したのは、日本の方(中井秀樹さんの「カットベジタブル」)らしく、それでなのかな?と思います。ドイツのHABAやスウェーデンのIKEAのおもちゃの食材も検索すると、切ることができないものばかりです。日本だとトントン切れるのが当たり前ですが、海外だと違うのかもしれません。
ドイツのメーカーなので、おにぎりや鏡餅などの日本のものはありません(巻き寿司はあったような…)。
逆に、馴染みのない食材、たとえば、コールラビやフェンネルなどがあって、面白いです。
近年、エドインターなど国内のメーカーでは、低年齢でも遊べるように、おままごとの食材が昔より大きくなっている印象です。
その点、Erziの苺やブルーベリーなどは小さいので、誤飲してしまわないか親の注意がより求められます。
廃盤アイテムもコレクションしたくなる

このケーキ、かわいいのに廃盤です。
2024年に子供服や雑貨を扱うお店に行った際、棚の片隅に眠っていたものを発見しました。
メルカリでは、廃盤のErziの食べ物たちが、いい値段で取引されているのを見ます。
今のも魅力的なんですが、廃盤になったものもかわいくて、集めたくなっちゃうんですよね。
子どもがいつか遊ばなくなっても…
うちはおままごとの食材を集め始めるとき、「もっと手に入れやすい価格のもの」「トントン包丁で切れるもの」がよいと思い、他のメーカーのものを買いました。
その後、Erziの目玉焼きとパンをきっかけに、Erziの魅力に親が気づき、我が家でErziのおままごとの食材が増えました。
いつか子どもが遊ばなくなっても、取っておきたくなるほどかわいさでおすすめです。