息子は電車と車が好きです。うさぎやおままごとも好きです。
私は自分が性別の固定観念にあまり囚われていないほうだと思っていましたが、森口佑介『つくられる子どもの性差 「女脳」「男脳」は存在しない」』(光文社新書)を読んで、「男の子だから~」という自分の思い込みに気づきました。
「電車・車が好き」と言ってしまうけど…
「お子さん、なにが好きですか?」と聞かれると、私は「電車と車が好きです」と答えることが多いです。
でも、電車と車で遊ぶのと同じくらい、ぬいぐるみを使って遊んだり、おままごとをするのも好きです。
息子は、積み木でお家を作り、小さな木の動物たちを使って、色んなごっこ遊びをします。ご飯を食べたり、庭を作ったり、病院に行ったり、公園に行ったり…。
ぬいぐるみのウサギやリスにご飯を作ってあげたり、ケーキ屋さんやレストランを開いたりもします。
でも、「うちの子はごっご遊びが好き」とはあまり言ってこなかったなぁと、『つくられる子どもの性差 「女脳」「男脳」は存在しない』を読んで、気づきました。
その理由を考えると、やはり「男の子=乗り物」というイメージが強いので、話し相手の共感が得られやすいほうを選んでしまっていたからだと思います。
また、「シルバニアファミリー」や「メルちゃん」など、一般的に知られているおもちゃで遊んでいないことを説明するのが面倒だと思っていた部分もあります。
女の子には「女の子らしい」おもちゃを大人が与える
この本を読んで知ったのは、男女どちらにも見える赤ちゃんに対して、大人は「女の子」だと紹介されたら「女の子らしい」おもちゃを持ってきて遊ぶという研究結果です。
私も息子に対して、無意識に「男の子だから」と思って接していることがあるかもしれないと感じました。とくに、絵を描くときに、私は動物を描くのが苦手なこともあり、つい電車や車ばかりを描いていました。
親が性別によるバイアスを持って、子どもに関わると子どもの本来の成長を制限してしまうのではないかと思います。
たとえば、「大人になったら何になりたい?」と息子に聞くと、「ふわふわうさぎ」と答えたり、「地下鉄の整備士さん」と答えたりします。
ふわふわなうさぎが好きで、電車が好きな気持ち、そのどちらも大切にしたいなと思います。
持ち物を自分で選ばせる
私がよかったなと思うのは、入園グッズを息子に選ばせたことです。
入園グッズは性別を意識した商品が多く、選択肢には、乗り物のものも含まれていました。
しかし、息子が選んだのは、動物のキャラクターが描かれたものでした。
正直、最初は「後から電車や車のものが欲しいと言うかもしれない」と心配しました。
購入して数ヶ月後もそのデザインを気に入って使っているので、今後も性別の固定観念に囚われずに息子の好みをできるだけ尊重していこうと思います。